宇津木流スキンケア
前回のつづきです。
スキンケア断ちの基本的な考え方は3つ。
・保湿してはいけない。
・顔をこすってはいけない。
・顔を洗いすぎてはいけない。
この理由は主として、角質がはがれおちる→新しい細胞が生まれる、というサイクルを守るためです。
人間の皮膚にはどんなに高機能の美容液も到底かなわない天然の保湿因子を生成する機能があり、スキンケアによってその機能が働かなくなってしまうため何もつけずほっとくのが一番美肌にとって良いらしい。
それから、水などでお肌を濡れたままにしておくのは皮膚の重要な構造を壊してかえって乾燥をもたらすためいけないらしい。
肌表面はいつもさらっと乾燥している状態が好ましいので、洗顔後はタオルをこすらないように5秒くらいあててしっかり水分をふき取ること、だって。
また、肌が乾燥すると過剰に分泌されるいわゆる皮脂に保湿力はゼロらしいです。ほっとくと酸化してお肌に良くないらしい。
次にメイクに関して。
ポイントメークは許容範囲。
ファンデーションは純せっけんで落とすことのできるパウダー系を使用すること。
ちなみに純せっけんは化粧せっけんに比べて洗浄力が高く、パウダーファンデくらいなら落とせるそうです。
クリームやリキッド系は下地からファンデーションまで不可です。
なぜなら油と水が混ざったような液体系は角質層の構造を壊してしまうから。
この構造が壊れると、皮膚が生成する保湿因子(天然の超高機能美容液)が溶け出して台無しになってしまう・・・んだっけな?
とにかく質感がベタベタとしたものはお肌に悪いんだそうです。
リップだけは、代謝が早いので口紅ならOK。グロスはやはりいけないんだそうです。
ただし、ベタベタ系といってもワセリンはいいらしい。
ワセリンはほかの油と違って酸化に数年かかり、お肌につけたままでも負担が非常に少ないのだそう。
もしいろいろ重ねたい場合は肌に直接ワセリンを薄くのばしておき(できるだけこすらない)、その上から何かつけることでましにはなるそう。
クレンジングは、これはもう禁忌レベル。
洗浄力が強すぎて、お肌にシンナーを塗るようなイメージだって。
純せっけんで普通に洗って落としきれないぶんは、そのうち垢となって落ちるのに任せてそれ以上落とそうとしないほうがかえってお肌には良いのだそうです。
最後に。
スキンケアをずっと続けてきた人の肌は一見表面は潤って見えても、マイクロスコープで見るとキメが消失し、毛穴がひどく炎症を起こしている状態らしいです。
そこへさらに化粧水や乳液、クリームなどの異物をいろいろ塗るのはお肌にとって害悪でしかないということです。本当ならあまりに衝撃的で、これまでの努力は美肌を逆行する行為だったということになりますよね。
というわけで週末からメイクは手持ちのルースパウダーとポイントメイクのみ。
日焼け止め乳液もやめました(こないだ紹介したやつ実はウォータープルーフだったのです)。
長くなりましたが今日はこれまで〜
またすっぴん報告します。