不妊と女性ホルモン - 実況ビーアップ！

このあいだ友人が第２子を出産しました。
さらに別の友人も、いま臨月を迎えております。

一方のわたしは３１歳でいまだ独身、彼氏もいない（お別れしました＾＾；）。
寂しくないっていったら嘘になるけど、比べるものではないし、
悩んでも仕方がないと思っています。
あたし巨乳なのに...

そして不妊治療している知り合いもいます。
そういう意味では、女の人生って複雑ですよね。。
精神的に自立していないときついよね、って改めて思います。
（その話は改めて、１５でやろうと思っています。）

今日はその不妊と女性ホルモンについて、すこしばかり考えてみたいと思います。

最近は不妊治療や子作りのことを、ＴＧＰ（Trying to Get Pregnant）と言ってみたり
あるいは妊活と言ってみたりして、ポジティブに捉えることでオープンに話せる雰囲気になっていますね。

とはいえ、やはりできれば避けたいし、万が一そうだとしても覚悟しておきたいもの。
今回は最新の美的から、情報を得ました。

「妊娠力、ありますか？」という表題ではじまるこの特集は、こんな質問から始まります。

あなたの"妊娠力"をチェックしてください。

１．生理が規則正しいだけでなく、排卵が毎月ある
２．子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫などの病気がない
３．規則正しい生活と食事に気をつけている
４．ひどい冷え性や強いストレスはない
５．無理なダイエットをしたことはない
６．体脂肪率は２９％未満である

チェックが多いほど、妊娠の条件がよいということです。
そしてもうひとつ、隠れた項目があります。それはズバリ、

年齢。

３５歳を過ぎると、妊娠力は低下し始め、４０歳になると、かなり厳しい状態になるとか。
アラフォー女性の初産は今では珍しくなくなってきているものの、
そのほとんどが自然妊娠ではなく、高度不妊治療による出産なのだそうです。

ところで、不妊治療ってみなさんどれくらいご存知ですか？
わたしはほとんど知らなくて、せいぜいホルモン治療？くらいに考えていました。
しかし、文献（美的ですが）によれば、不妊治療と一口に言っても種類はたくさんあるみたいで、
その中でもオーソドックスな治療段階を見てみようと思います。

＜不妊治療のステップ＞

ステップ１．タイミング法＋薬物療法
・・・排卵誘発剤などの薬を使って排卵のタイミングを見ながらチャンスを待つ。

ステップ２．人工授精
・・・精子を細いチューブを使って子宮内に入れる治療。男性側に原因がある場合など。

ステップ３．体外受精
・・・排卵誘発剤などの薬を使い、卵子を多く作って卵巣から卵子を取り出す。
それを選別した運動性のよい精子とあわせ、環境を整えて自然に受精するのを待つ。
そのうち質のいい受精卵を２個、子宮内に戻す。約４０万円。

ステップ４．顕微受精
・・・体外受精が自然に受精するのに対し、この方法では卵細胞の中に直接針を使って精子を１匹注入。
わずかな精子で受精する方法。約５０万円。

ここまで読んで、なんとも心強いとおもいませんか。
かなり強引？これなら妊娠できそう！って気がしてきます。

しかし、都内の某不妊治療クリニックのデータによると、体外受精・顕微受精の出産率は、
３０〜３５歳未満では38.7%であるのに対し、35〜40歳未満では26.2%。
40歳以上になるとわずか7%、そして44歳以降はゼロに。

それに全国平均でいうと、３０代後半での不妊治療による出産率はなんと10〜15％。
これは３５歳以降に流産率が増加することも要因のひとつのようです。
なんとも切ないですね・・・。

しかし、現在は医療技術が進歩し、最新の治療では、卵子を凍結することができるそうです。
いまのうちに卵子を凍結しておいて、いざというとき解凍して精子をチェックイン！（海猿より）
・・・ところが日本では、独身女性の場合、乳がんや白血病などの治療前にしか認められない方法なのだそうです。

わたしがいますぐやるとしたらアメリカなどに行くしかないようです。
日本でやる場合、具体的な費用は、

採卵費用が162,500円
凍結費用が31,500円〜（凍結数による）
凍結保存更新費用が16,800円（加藤レディスクリニック　治療費より）

ほかにも診療代や検査代などかかると思いますが、
２０万円くらいで済んじゃうんだろうか。思ったより安いかも？

ひょっとすると、近い将来、
若い独身女性が卵子を凍結するのが当たり前になる時代が来るかもしれませんね。
そしてさんざん仕事も遊びもやりつくして、４０歳で結婚、みたいな。
その頃には流産率も下がっているように祈ります。