（写真）破局の危機…その２

（昨日の続きです）
「わたしが悪かった！とにかく話し合おう！！」
力ずくで彼の動きを制しようとしますが、男の力には敵いません。
かばんで綱引き状態。。が、圧倒的にわたしが劣勢。
滑るフローリングの上をすいすいと引きずられ、とうとう玄関先まできてしまいました。
引きずられながらも、わたしは説得を続けました。
昨日のことはとても後悔していること、もうお酒は飲まない、彼の幸せのために努力する、とにかくなんでも言うことを聞く、など色んなことを涙ながらに訴えました。
彼は至って冷静で、それが少し怖かったのですが、
わたしの形振り構わぬ姿が多少なりとも彼の心に響いたようで、次第に話を聞いてくれるようになりました。
学習能力がなくてがっかりした、飲み屋の店長がひどかったと呆れていた、友人とも相談した、結婚のことは考え直したい。。
わたしは彼と離れて過ごすことは考えられない、
結婚のことはあなたに任せるから、とにかくそばにいて欲しいと言いました。
なんだか書いていてもすごく気恥かしいのですが、思いを訴えながら、
わたしはこの人を愛しているんだなということが実感できました。
いや、愛とかそんな大げさなものではないかもしれません。
ただ、このままではいけないと思ったんですよね。。彼が傷ついたままではかわいそうだと思いました。
さらにこの後外に出てしまった彼を上着も着ないで追いかけた結果、深夜ドライブになったという出来事があったのですが、いいかげん冗長ですので省きます。
結局仲直りしたわけですが、彼の中で決め手になった言葉があるそうです。
それが何かは秘密ですが、聞いた時、正直そんなことかと思いました。
彼もひどいことを言ったのに、それでもついてきてくれるなんて感動したと言っていましたが、正直痛くもかゆくもありませんでした。。
しかし逆境ともなると人間強くなれるもんなんだなーと改めて感じました。
あんなに楽しみにしていた結婚、式場も指輪もわがまま言いたい放題してたのに、
すっぱりとあきらめることができた自分に我ながら驚きました。

まあ彼を失っては元も子もないですが、やっぱり自分の尻ぬぐいは自らやりたいと純粋に思いました。
また大げさな言い方をしていますが、最近は自分の大人げなさに辟易していたところがあったので、少しは成長できたのかもと思うと、だてに３０年生きてないなーと少し自信がでてきました。
おめでたい？
ちょっと人より前向きなだけですよ〜。。＾＾；
というわけでなんとか彼とはつながっていますが、二度と同じ失敗をしないようにお酒を断ちたいと思います。
彼は１か月と言っていますが、もう同じ過ちを繰り返すわけにはいかないので。。トホホ。
以上、バカ話にお付き合い頂いてありがとうございました。
ちなみに昨日の写真はめぐリズムをつけたわたしです。
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