結婚や妊娠に焦るべからず
結婚1周年を迎えました。
記念日に夫から、バラの花束をもらいました。
私からは、手編みのマフラー。
「肌触りがあんまりよくない」だって。
毎日ぜったい会社にしていくように強制しました♪
さて、今日は男女の話です。
私は34歳で結婚しました。
いわゆる晩婚です。
しかし、自分で言うのもなんですが、けっしてモテなかった訳ではありません。
見た目はいいかんじなんだけど、頭が悪かったのです。
20代のうちはバカでも大丈夫でした。
会う人会う人にちやほやされ、女からはねたまれ、
わけもわからず自由に好き勝手に生きていました。
ところが、30歳目前で状況は暗転します。
周囲には5歳以上も若い子が台頭しはじめ、
結婚してる友達からは家族が増えました報告が届き、
独身の友達はあんなに可愛かったのに仕事のストレスでいつも表情険しく、
同世代の既婚者から声がかかるようになります。
結婚に焦り、つかんだ年下の彼。
しかし焦るほどに軽んじられ、玉砕すること2回。。
よくある話。
バカなりにものすごく悩みました。
ここにも書いたと思いますが、恋愛啓発本を数十冊よみました。
最終的にはぐっどうぃる博士の恋愛セミナーにまで足を運び、本にサインまでもらいました。
そこでひとつの真理に気づかされます。
自分のことはコントロールすることができるが、他人はどうにもならないと。
そこで結婚願望をあきらめ、前々から取りたかった難関資格試験に挑戦することにしました。
32歳になろうとしていました。
そんな折、いまの夫に恋人関係にならないかといわれました。
2年も飲み友達だった相手で、合コンも何度かやったり、男としては見ていない人でした。
でも断ったら一生会えなくなるかも、と思うと涙が止まらなくなり、受け入れました。
最初は違和感満載でした。
結婚はないって思っていました。
でも半年くらい付き合った頃、実はいい男だったんだと気づきました。
彼には裏表がまったくないんです。
あと、つまらないことは言わない。他人の悪口とか。
ある日、行きつけのバーのマスターがその場にいないスタッフの悪口を言って彼に同意を求めたとき、
「俺は客だぞ。金払って飲みに来てるんだよ。」
って言ったのです。一回り以上年上の人に向かって。
そんなだから、男性には年齢問わず人気があります。
※女には人気なし。
こんながさつで無神経で不まじめな男に、
人として完敗していたことに衝撃をうけるともに、
自分がまだまだ未熟であることに気づかされました。
また同時に、この人の後をついていけば間違いない、結婚しなきゃと思いました。
そして交際2年を経て結婚したわけです。
人生を今振り返ると、晩婚だったけど今の夫で良かったって思います。
そりゃあ、20代も後半に入ったらなるべく早く結婚したいですよ。
でも焦って結婚できたとしても、それが未熟な自分と同程度レベルの男であるよりは、
何年待ったとしても人としての完成度の高い相手と結婚したほうがいいんです。
なぜなら、成長できるから。
大人になると内面を磨くってすごく大変なことですよね。
人として完成度が高ければ高いほど、金銭的・外見的な価値から開放されて
何も持たなくても豊かで満たされた生き方ができるようになります。
目先のことに捉われず人生を俯瞰で見ることができるようになれば、
結婚できないとか妊娠できないなんていうことはどうでもよくなります。
絶妙なタイミングでいろんなことが起こったと思います。
アンジェラ・アキも言ってるけど、人生の全てに意味があるというのは本当です。
ただひとつ謎が。
なぜ、夫は私を好きになったんだろう。
バカで煩悩だらけで外見を気にしてばかりの私のどこが良かったのかな。
不思議です。