補正ブラと育乳ブラ その2
「補正ブラ」はわかったけれど、「育乳ブラ」というのはどういうことなのでしょう。
育乳というからにはバストのボリュームそのものを大きく成長させる効用があるのでしょうか。
育乳ブラのしくみは、やはりブラの構造にあります。
<育乳3ステップ>
ステップ1. バージスラインをつくる
やや広めのバージスのカップのブラで、背中や脇、お腹に流れたお肉を集めてガッチリ固め、おっぱいとして確立させる。
ステップ2. 谷間をつくる
乳間(カップとカップの間)の狭いブラで、集めたお肉を中央に寄せる
ステップ3. 美乳をつくる
リフトアップブラ(持ち上げ効果の高いブラ)で下からバストを持ち上げて、高さとデコルテを盛る。
この3ステップを育乳と呼ぶならば、育乳ブラはまさしくバストのボリュームそのものを成長させ、さらに日本人離れした美乳に形づくるという目標のための補正ブラだということになります。
しかし、この育乳ブラには重大な問題点があります。
上半身にお肉がない人には効かないのです。。
その場合は太るしかないのですが、
上半身、バストまわりにお肉がつきやすくなるバストアップサプリを利用します。
逆に言うと、上半身にお肉がある人、背中にぜい肉がある人は
ブラだけである程度ボリュームアップできるのです。
私はサプリを飲んで太りつつ、ブラでお肉をかき集め、CカップからIカップまで3年くらいかけて大きくなりました。25歳〜28歳くらいの間です。
その後、補正ブラの王者と名高いコレールをつけ続け、いまに至るわけです。
さて、ここからは補正ブラの使い方を簡単に説明しますね。
まず補正ブラの付け方です。
背中側のお肉をカップに集めたら、こんどはカップの下を押さえて反対の手でバストの内側(谷間)からぐいっと全体をカップにおさめて整えます。
最後に背中に両手を回し、アンダーベルトを腰のほうへ一気にひっぱって、前上がりの状態にします。
トイレに立つたびに背中に流れたお肉をブラにしまいこんで、アンダーベルトをひっぱるのを欠かさずやってください。
そして、型崩れを防ぐためにできるだけ手洗いしてください。
私はコレールを5枚持っており、月〜金の平日の間はコレールをつけ、週末にバスルームでまとめて洗っています。
ぬるま湯に専用洗剤を溶かして5分以上つけおきしたあと、
2回すすぐだけです。ブラってそんなに汚れませんのでね。
脱水を洗濯機でする場合は、2つのカップを重ねるようにしてブラを畳んで、カップのカーブを洗濯槽に沿わせるようにして遠心力で10秒くらい。
干すときは平置きがベストだと思いますが、私はブラを広げてピンチに逆さに吊っています。仕舞うときはカップを広げた形で。
補正ブラというだけあり、型崩れしたらおしまいなので、やさしく扱いましょう。
ちなみに、土日はカップつきキャミまたはノーブラで過ごしていますが、
補正ブラをしない時間があんまり長期間(1週間くらい?)になると、とくにぜい肉のある場合はお肉が流れていく実感がありますので億劫でも補正ブラをすることをおすすめします。
よく聞かれる質問に、寝ている間もブラをしたほうがいいのかという話がありますが、
起きた状態と比べて寝た姿勢ではお肉も流れやすく補正効果は少ないことと、寝ている姿勢でブラをしてブラの形が崩れるほうが問題だと思うのですが、どうでしょうかね。
寝るとき用ブラなんかはホールドしつつ型崩れしないのでいいと思います。
私がはじめて育乳という言葉を知ったのは、いまから9年ちかくも前になりますが、
「育乳3ステップ」を世に広めた(雑誌に掲載した)フィッターさんがたしか新宿タカシマヤのランジェリーコーナーにいらっしゃる方でした。
そのときの体験をブログでも記録しています。
以上、補正ブラと育乳ブラのお話、参考になったでしょうか。
質問等も受け付けていますので、お気軽にどうぞ。