残念マン その2

きっかけは仕事の話でした。
あれから一年以上経過した今では何の話をしたのか全く覚えてないのですが、
週末は何やってるの的なナンパの流れだったことは確かです。
そうそう、メールの文末に「○○(N竹の愛称)@ちよさんの週末が気になる男」という気味の悪いコメントがいちいち書かれてあったことだけは強烈に覚えています。
さて、N竹はケータイ交換希望でしたが、私はメアドだけにとどめました。
というか、メアドを交換してしまいました…。
その夜、非常にウツなメールが届いたのは言うまでもありません。何もかもスルーして、いつも通り業務に励みました。
さて、N竹から音沙汰がなくなって久しいある日、また仕事で絡むことがありました。
その時の態度が横柄で、きもいのひと言だったのですが…細かい話でうまく説明する自信がないので、とにかく「何様だきもいし!」とだけ言っておきます。
それからまたしばらくした後、私に彼氏ができました。
年下、しかも職場恋愛ですから、形の上ではN竹の後輩にあたる彼氏です。
その彼氏をまじえてみんなで飲もうとなったとき、
こともあろうにN竹が同席するというではないですか!
事情を知る女性陣と示しあわせて、N竹の横だけは避ける作戦を立てたのですが、
うまくN竹の対角線上に席を取ったにもかかわらず、N竹はすかさずこちらへ移動してきて、なぜか私の隣に…これにはみんな呆れていました。
そして彼氏はなぜか対角線上に。
このうすのろな彼氏も彼氏ですが…おかげで私はN竹の自慢話、しかもウツ病営業時代の武勇伝を延々と聞く羽目になりました。
そしてぱったり止んだはずのメールも復活して、
いらんやり取りを強いられる羽目になったのでした。
しつこくないし、まあいっかと思っていたら、
その年の忘年会に事件は起こりました。
私は所属グループの関係上、彼氏ともN竹とも忘年会は一緒にならないのですが、
N竹のグループが忘年会をやったということはそのグループの女子から聞いて知っていました。
その週末、久しぶりにN竹からメールが来て、何だろうと開いてみたら、ぞっとするような内容が書かれていました。
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